「顔の見える木材での家づくり」

熊本人は熊本の山の木を使って家をつくるべきだ

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熊本人は熊本の山の木を使って家をつくるべきだ

熊本は水と森を売り物にしている。人口67万人分、全てを地下水で供給している。世界一である。熊本の水道水が特別おいしいのは、適度のミネラルと、殺菌のためのカルキが少ないからだ。その地下水の源流は、阿蘇の山林である。山林は山林業者によって管理されているが、彼らは今や滅亡寸前に追い込まれている。山の木が売れないのである。 不景気で木造新築件数が減ったことではなく、外材の輸入がうなぎのぼりに増えたからだ。建設会社は総合商社と手を組んで、ダボハゼのごとく1円でも安い木材を求めて、世界中をあさりまわっている。東南アジアのラワンの木を切り尽くし、アメリカに矛先を変えたが、フクロウ問題でアメリカ市民から怒られてしまった。アメリカの言うことはすぐ聞いて引き上げた。

今度は北欧だ。北欧、ロシアの200年生の木は目細色白で日本人好みだ。この地方の森林伐採は東南アジアより深刻だ。タイガ気候の森林は凍土に覆われているので、砂漠と同じく年間200ミリしか雨が降らなくても砂漠にはならない。しかし、一度伐採すれば凍土が解けて砂漠になり、森林は二度と戻らない。しかし、外貨を稼ぎたいロシアと、日本の商社の利害は一致する。消費者の夢を実現するのは商社の役目と自ら言う。昔の「からゆきさん」を思い出す。日本は高温多湿地方のため、木材は腐りやすい。杉・桧はタンニン成分をたっぷり含み、防虫成分を発散させ虫を寄せ付けない。人間はそれを木の香りと言って重宝がるが人間のためではなく木自らのために存在するのだ。

低温低湿地方の北欧の木材は、自己防衛の必要がないので防腐対策の成分は含まれていない。ホワイトウッドや樅の木は、素直なので扱いやすく、建設会社は喜んで消費者に薦める。これらの木は防虫成分を含まないので、日本では絶好のシロアリの餌食となる。出荷前だけでなく、建築中も科学防虫薬剤の散布を国は勧める。この薬品漬けの家が品確法で言う高性能住宅となる。 昔から杉・桧の防虫殺菌効果は生活の中で活用されていた。魚のとろ箱の下に桧の葉を敷いたり、杉板をはいでおにぎりを包んだり、海老の保存は杉の鋸屑だ。今、その自然効能はすっかり忘れられている。

熊本、大分、宮崎は杉・桧の出荷量が多い。山林は、地球上の炭酸ガスの20%を炭酸同化作用で酸素にしていると言われている。 熊本の地で酸素を吸っている人は、熊本の山林を保全する義務がある。自分で出来なければ山林業者に委託しなければならない。つまり、住宅新築時、熊本の木を使えば良いのだ。アメリカの松、北欧のトウヒ、パイン、中国の桐を住宅業者や設計士は勧める。安くて加工しやすいという理由だけで、どうしても北欧の木を使いたい人は北欧の酸素を詰めたボンベで生活をすべきではないだろうか。

日本人は舶来品に弱い。200年そこそこの歴史しかない低湿気候の米国の金物工法は素敵で地震に強く、夢の家と絶賛する。専門的に見て、日本の伝統工法は、1300年の歴史を持ち、開放的で、木材の性質を知り尽くし、湿気対策を十分に考えた世界最高峰の工法であるのに。 地球環境問題や、家の長持ち対策などを総合的に見て、日本の土地には日本の木材を使った住宅を建てた方が良い。日本には切らなければならない木が山ほどあるのに、切ってはならない外国の木を、地球の反対側から重油を炊いて輸入するのはどう考えてもおかしい。ブラジルがコーヒーを、フランスがワインを輸入しているのと同じである。

熊本の人が家を建てる時熊本の山の木を使い、山側は間引き伐採をすれば自然と針葉樹・広葉樹・落葉樹の森が生まれる。

 

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